司法試験オンライン講座と通信講座はどこが違う?各予備校のオンライン講座を解説

司法試験予備校のホームページや紙資料などを眺めていると「オンライン講座」なる単語に出くわすことと思います。これ何のことかわかります?

「バカにするな!」と思う方もいらっしゃるでしょうし「あれ?なんだっけ…」という方もいらっしゃるでしょう。このオンライン講座は司法試験予備校を選ぶ際にはとても重要なキーワードになります。

このオンライン講座について理解を深めるのと同時に、各校のオンライン講座について解説も入れておきましょう。

オンライン講座は通信講座のいち形態

オンライン講座とは、文字通りオンラインで受講する講座のことです。すなわち、通信による受講なのですが、一般的に言うところの通信講座とはちょっとニュアンスが異なります。

通信講座とは

通信講座とは、広い意味では通学以外の講座です。その受講場所は殆ど自宅ということになりますが、受講生がそれぞれがバラバラに、郵送されてきた教材で受講するスタイルですね。

紙のテキストでもって講義デバイスはカセットテープやCD・DVDをプレーヤーで再生して受講します。一般的に言うところの従来型の通信講座はこれですよね。

オンライン講座とは

オンライン講座も通学以外の講座ですから、その意味では通信講座のいち形態です。だから、通信講座の括りで正解です。ちょっと異なるのは、受講デバイスです。

オンライン講座とはPCやスマートフォン・タブレットなどインターネット通信機能を持つデバイスで受講する講座のことを言います。web講座とも言います。

現在の司法試験・予備試験講座の通信講座は、オンライン講座を従来的な呼び方をしているにすぎないというほど普及している受講スタイルになります。

これほど普及しているのは時代の流れとも言えますが、メリットがはるかに多いからです。

メリット

オンライン講座のメリットを3つ挙げてみました。

  • 携帯性に優れている
  • いつでもどこでも好きなだけ勉強できる
  • コストがかからない

それぞれ解説しますね。

携帯性に優れている

オンラインですから、スマホ一つで講義が受けられます。従来型の通信講座では、家ではプレーヤーで再生ができましたが、家の外ではポータブルのプレーヤーが必要です。

ポータブルと言ってもそれなりにかさばりますから、携帯性は抜群というわけではありません。でもオンラインはスマホ1台で勉強できますから、これ以上ないぐらいの携帯性と言えるでしょう。

いつでもどこでも好きなだけ勉強できる

携帯性が優れているということは、勉強場所をあまり選ばないということです。イヤホンがあれば満員電車でも勉強できますし、車載USBでつなげば車の中でも。

また、予備校によっては、講義時間のセンテンスを20分程度で短く切って通勤などのすき間時間でも受講しやすいように工夫されている場合もあります。

さらに、テキストやちょっとしたテストなどもweb上で完結できるような講座も存在し、その気にさえなれば本当にどこでも勉強できるのがオンライン講座のメリットになります。

コストがかからない

オンライン講座ですと予備校側にとってもコストがかからない受講形態と言えます。通学講座は大きなコストがかあkるのは想像できると思いますが、再生デバイスの通信講座もではメディアの材料・制作・配送費がかかります。

オンライン講義も制作費が必要ですが、人数も手間もはるかにかかりません。これはつまり、価格にも反映できるということになります。

デメリット

良いとこばかりではなくデメリットもあります。

受講者にとっては通信費が掛かります。1日何時間もオンライン講座を受講していれば、定額料金でないと結構な額になってしまうはず。この辺は悩みどころですよね。

対策として、オンライン時間をできるだけ短く工夫することでしょうか。音声のファイル化が可能ならば(講座に付属している場合もあります)、した方が良いし、オンラインテキストも家でプリントアウトして使うとか。

ひと手間掛ければ節約はできますが、何もしないと通信費は悩みの種にもなりかねません。

司法試験受験の門戸を広げた

通信講座のオンライン化によって、司法試験を目指す人の門戸が広がったと思います。

予備試験の設立も大いに寄与していると思いますが、講座のオンライン化は、忙しい社会人でもすき間時間での勉強がしやすくなり、結果、社会人でもこの難関試験を目指しやすくなりました。

各予備校のオンライン講座を解説

前でも既述した通り、各予備校の通信講座はイコールオンライン講座です。ただ、ひとくちにオンライン講座と言っても、各予備校での特色や個性はあり興味深いものになっています。

そこで、各司法試験予備試験予備校のオンライン講座について、ちょっと解説してみたいと思います。

資格スクエア

司法試験・予備試験のオンライン講座と言って真っ先に浮かぶのがこちらの資格スクエアではないでしょうか。こちらはオンライン専門の予備校になるわけですが、他の予備校には先進性で差をつけている感があります。

過去の合格者、脳科学をデータベース化してそれを受講者にフィードバックしていくという、「効率化&最適化をもと」にカリキュラムを回していってます。

その表れが、受講生の理解度や進捗状況に合わせた問題が出題される機能や、AIで予測した模試「未来問」などになります。他にも他校にもあるオンライン機能は当然のように実装されていています。他にもありますが、続きは公式Pでご確認ください。

スタディング

スタディングサムネイル
すき間時間で勉強しやすく低価格のオンライン専門予備校スタディングも、充実した機能で受講できます。

スタディングは講義はもちろんのこと、テキストや問題集まで、勉強がオンラインで完結できる利便性の徹底がウリです。「スマート問題集」はセンテンスごとの重要ポイントや間違えやすい箇所が出題されるので、苦手克服や自分の立ち位置の把握に役立つはず。

基本的な教材の他に、論証理解に役立つ暗記機能ツールも実装されています。

低価格であっても、オンライン機能はしっかりしていますね。

伊藤塾


伊藤塾の司法試験講座というと、どうしても通学講座が頭に浮かんでしまいますが、全国にオンライン受講の受講生が散らばっています。講義内容はライブ講義の録画なので通学と何ら変わりはありません。良い意味でそれ以上でもそれ以下でもありません。

オンライン機能では、特別なトピックはありません。先ほど申しました通り、ライブ講義と同じ映像です。「あくまで中身で勝負!」という潔さはあります、特別な不自由さはありませんし。

唯一オンラインならではと言いますか、講義後に専任スタッフからの学習アドバイスや講義内容のポイント解説があります。講師ではありませんが内部の人間からの解説なのでそれなりに説得力がありためになることでしょう。

アガルート


オンライン予備校のアガルートの司法試験予備試験講座ですが、なにか個性的な機能が実装されているということはありません。オンライン講座によくある機能は実装されていますし、テキストのオンライン閲覧も可能です。

講義の機能ではありませんが、すき間時間でも受講しやすいように20分程度のセンテンスでまとめられているのは一つのトピックといえます。

また、何気にありがたいのですが、音声ファイルが無料でDLできるようになっており、音だけのオフライン講義も可能です。

まとめ

いかがでしょうか。講座のオンライン化によって、どんどん先進的になり講座に寄与していくのは受講生にとっては良いことだと思いますので、大いに恩恵を受けたらいいと思います。

もっとも、従来型のアナログの通信講座を全面的に否定するのは、まだまだ時期尚早だと思います。例えば、テキストなどは製本の方が、個人的にはメリットは大きいような気もします。両方あるのが一番いいかなー

考え方は個人差あると思いますので、どうかあなたに合った予備校を選んでいただきたいと思います。