司法試験合格のための勉強ポイント6つをまとめてみた

コラム

 

司法試験は毎年1回だけしか行われないと言う特別な試験です。そのため、合格率も低く、かなり難しいとされていて、合格するには何年もかかる試験です。

そんな中、最近では司法試験になるべく早く合格するために予備校に通う人も多く、合格を目指している人もいます。

そんな司法試験ですが、勉強のポイントを6つにまとめてみました。これから勉強して合格を目指す方は参考になる部分もあると思いますのでよろしければ参考に。

小さな「成功」を積み重ねよう

司法試験の勉強はどうしたって長丁場になります。そのためのモチベーション維持は非常に大事。そのためには「成功体験」を重ねていくことが大事になってきます。

大きな成功など必要ありません。ほんの小さなものでいいのです。その積み重ねが大事。

例えばです。ただ徒に勉強をしているだけでは成果を見ることができませんし「成功」を実感することもできません。ですので、最初はある程度の目標をつけて勉強を行うことが重要です。

例えば、1週間でこのくらい解けたら今週は良くできた、1時間の間にこのくらいの問題が分かったなどです。

司法試験が最終目標なのであれば、そこに至るまで法律資格取得を積み重ねてていくというのもあります。行政書士を取得を頑張って成し遂げたら予備試験から挑戦していくとか。

小さな目標を立ててそれを成し遂げていく。これだって「成功」です。こうしていくいくことによって、自分にもだんだん自信がついていきますし、やりがいが生まれます。

復習をこまめにしよう

2つ目は、復習。つまり、基礎力の定着です。どんな試験でもそうですが、基礎はきわめて重要です。

具体的には解けなかった問題や分からなかった箇所をそのままにしないことです。解けなかった問題、分からなかった問題に直面し、解けなかったらとても悔しいですが、そのままにして置くとまたその箇所を間違えることになります。

この問題が実際の試験に出たらせっかく勉強していたにも関わらず、得点を落としてしまうことになります。そのため、間違えたところ、分からなかった箇所はそのままにして置かず、しっかりと復習することが大切です。

また、次にこの問題を解いたときに解けていなかったら再度確認し、解けるようになることも大切で、必ずすべきことです。

基礎知識は絶対に落とさない

3つ目は、簡単な問題は絶対に落とさないと言うことです。これも2番目に通づるものがありますが、誰もが正解する問題は絶対に落とさないという気構えです。

簡単な基礎問題は勉強していれば誰でも解ける問題が多いので、時間をかけずに答えてしまう人が多いですが、そんな問題には必ずケアレスミスをしていまう人も多いです。

そのため、このような問題は間違っていないか必ず見直すことが重要です。このことをすることによって、ケアレスミスが減り、簡単な問題で得点を落としてしまうと言うことをしなくて済みます。

忘れることを恐れるな

4つ目も復習に関係することです。

「自分は物覚えが悪い」「覚えたことはすぐわすれてしまう」というお悩みを持っている受験生が多いわけですが、あまり心配しないでください、みんなそうなのです。基本的に、記憶力なんて一部の者をを除けばそんなに大差はありません。ようは、記憶の定着の問題なのです。

これは真実ですが「人間は忘れてしまう生き物」ということを認識しましょう。

忘れるから復習を繰り返す。これに尽きます。

そうすれば、忘れてしまうまでの期間が長くなります。これが記憶の定着です。だから復習が大事なのです。記憶の定着には繰り返し復習するしかありません。そして、どうか忘れることを恐れないでください。

五感を駆使しして記憶を促進

記憶の方法にも着目してみましょう。ただ目で追う朗読だけではさすがに記憶はままなりません。

記憶の必要がある大事な部分を書き出すことが重要です。いつも覚えられないと言うところは誰でもありますが、覚えられないところを書き出さずに覚えようとしてしまうといつになっても上手く覚えることができません。

自分で音読したものを録音してそれを繰り返し聞くというのも有効です。

ようは、五感を使って記憶を図るということです。

リハーサルをする

6つ目は、本番を見据えて同じ時間、同じような環境で試験の問題を解くことが重要だと言うことです。せっかく普段の試験問題はできているにも関わらず、試験本番になってしまうと途端にできなくなってしまうと言う人は多いです。

そのため、本番と同じ時間、環境で試験問題を解くことによって、本番の練習ができるので、本番になってこのようなことになってしまうことを防ぐことができます。

このように司法試験の予備校での有名の講師の方々はこのような方法を教えることにより、より早く合格ができることを願っています。

まとめ

以上、司法試験における勉強ポイントでした。

こうやって見てみると、復習が大事ということがお分かりいただけると思います。しっかり基礎知識を正確に頭に定着させる。これが司法試験合格の大事な点だと思います。

意外に思われる方も多いと思いますが、司法試験には基礎知識を使った問題が結構出されます。その基礎知識をどう使って問題を解くのか。ここがカギになってくるのですね。

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